2013/08/14

ダイエットメニューとたんぱく質

食事メニューを変えることでダイエットをするという方法は一般的ですが、少なすぎる食事は逆効果です。
ですが、体に必要な栄養が十分に補給されないと、健康を阻害しダイエットに挫折してしまうことが少なくありません。
ダイエット中のメニューで、必ず摂らなくてならない栄養成分に、たんぱく質があります。

たんぱく質は、筋肉を作るために必要な栄養成分で、筋肉の量は基礎代謝と重要な関係があります。
人の体は、生きていくために一定のカロリーを必要としており、これを基礎代謝といいます。
基礎代謝とは安静にしている時でも使うカロリーですので、基礎代謝が高ければ高いほどダイエットがしやすくなります。

たんぱく質を含む食事メニューにすることによって、ダイエットをしている時に筋肉の量が少なくなるという事態を回避できます。
たんぱく質が十分に補給できない食事にしていると、ダイエットに失敗してしまう場合もあるようです。
食事によるたんぱく質の補給ができなくなると、人体はホメオスタシスという機能をスタートさせて、ダイエットのしづらい体質をつくったりします。

何かの突発的なトラブルで十分な食事ができなくなった場合でも、人間の体は一定期間は生きていられるようになっています。
それはホメオスタシスが働き、代謝が一時的に低下するためです。
たんぱく質を長期間取らない食事メニューばかりだと、体は緊急時だと判断してしまう事があるのです。

健康維持に必要なくらいのたんぱく質と、カロリーのある食事メニューにしなければ、ホメオスタシスが機能してダイエットに支障が出てしまいます。
体内の筋肉はたんぱく質によってつくれられていますので、たんぱく質を減らすと筋肉が衰えて、基礎代謝に低下につながります。
体内の筋肉量が多い人ほど基礎代謝が高くなりますので、筋肉が少ない人ほど基礎代謝が低く、体内のエネルギーが消費されづらい体になります。

食事メニューを考える時は、たんぱく質を減らし過ぎたり、極端な低カロリーメニューにすると、逆にダイエットにはよくない場合もあるのです。