2013/08/17

リバウンドしやすい食事制限によるダイエット

食事制限を中心にダイエットを経験したことのある人は、リバウンドも経験していることが多いようです。
食事制限をどんな手順で行ったかも、リバウンドの有無と関係します。
元来、ダイエットとは、肥満の治療をするために行う食事のコントロールのことでした。

食事の内容や、生活習慣によって体脂肪が蓄積し、太るというのが基本的なパターンといえます。
ダイエットプランをきちんと立てることが、ポイントになります。
体重の減らし方などのプランもなく、ただ食事制限を続けるというやり方は、いい結果を生みません。

摂取カロリーと、消費カロリーのバランスが、体脂肪率を増やしたり、減らしたりします。
消費カロリーが多ければ体重は減りますし、摂取カロリーが多ければ体重は増加します。
体重の増える体の仕組みです。

体重増減の原則にのっとれば、食事制限でカロリー補給量を減らせば、活動に必要なエネルギーを脂肪でまかなうことになり、減量にはなるでしょう。
しかし、人間の体は食事制限にだんだんと順応していきます。
カロリー摂取量を減らしても、体をそれに対応します。

食事制限に体が慣れると、食事量は減らしているのに体重が減らなくなったり、運動を続けても期待通りの効果が上がらないようにもなります。
停滞期に入った状態で食事制限をやめると、摂取したカロリーの多くは脂肪となって蓄積されるので、リバウンドしてしまいます。
リバウンドが起きるのは、食事制限を中心にした体に負担の大きいダイエットをした場合ですので、段階的な食事制限がおすすめです。